
〜光ふるさと郷土館のあらまし〜 光ふるさと郷土館は、市制50周年記念として、また、ふるさと創生の一つとして整備したものです。
郷土館は本館と別館からなり、本館は江戸時代後期から昭和30年代にかけて「磯民」(後に磯屋)の名で醤油屋を営んでいた磯部家を修復したものです。
建物は、明治初期に建てられた町家づくりの商家(原型は江戸末期)で、俗に「うなぎの寝床」といわれる、間口が狭く奥行きが長い商家独特の造りとなっています。
江戸時代に室積に寄港していた北前船に関する資料や醤油の醸造用具などの展示を通じて、当時の人々の生活や文化を紹介しています。
また、通りを隔てて建つ別館礒部家は、磯部家の本家にあたり、「磯乃屋」の屋号で廻船業を営み、江戸・大坂・琉球などとの交易により栄えた旧家です。
建物は、昔の姿をとどめ、庭のソテツは当時琉球から持ち帰ったものと言われています。〜国の登録有形文化財の別館〜 江戸時代から栄えた室積の豪商「礒部本家」の建物は、木造二階建ての豪壮な造りで、かつての港町室積の繁栄を偲ばせます。平成11年10月には、国の登録有形文化財に登録されました。
登録された主家・茶屋・釜屋の三件以外に、室内の書画や調度品、数百年を経たソテツのある庭や茶室からの景色なども見所です。
廻船を持ち材木や米などを商い、地主や金融業、塩田経営にも携わった当地の富豪の裕福さや、室積の歴史がより深く理解できます。
| 展示室のご案内 | |
|---|---|
![]() |
|
| @ 第1展示室 | 江戸時代末期の建築部分で、天井が低く、引戸を開けると箱階段で物置二階へ上がるようになっています。大福帳や銭箱・帳場格子など磯部家や他の旧家に残っていた民具により、江戸時代末期から明治にかけての商家の帳場を再現しています。 |
| A 第2展示室 (本館奥座敷) 【冷暖房なし】 |
茶室を備えた奥座敷は、明治時代の建築で天井も高く、明るい部屋の造りになっており、落ち着いた商家の雰囲気が味わえる和室です。六畳二間と四畳半の茶室はお茶会にも利用できます。また、縁側からは、光市の地形をかたどった庭園がご覧になれます。 |
| B 第3展示室 |
市民の生涯学習や創作活動の発表の場として広く開放され、年間を通して個展やグループ展などを開いています。 |
| C 第4展示室 | 光市の歴史、観光、産業などを紹介しています。休憩場所もあり、どなたでも自由に入館できる無料スペースです。 |
| D 第5展示室 | 江戸時代の伝統的な醤油づくりの様子を、麹室やジオラマなどで学習できます。 |
| E 第6展示室 | 郷土館のメイン展示室で、船箪笥を中心に、弁財船の大型模型、引札や絵馬をはじめとする各種の廻船資料などを展示し、海上交易によって繁栄した室積の歴史や風土を分かり易く紹介しています。 |
| F いちょう広場 | 郷土館のシンボルともなっているいちょうの大木がある庭です。木陰での休憩ができるほか、色々なイベントが行われています。 |