光市民ホール名画劇場

光市民ホール名画劇場
日時

2016/2/6 10:00 ~ 12:12 (大江戸五人男)

2016/2/6 13:00 ~ 14:22 (銭形平次捕物控 人肌蜘蛛)

2016/2/6 15:30 ~ 18:00 (赤穂浪士)

2016/2/7 10:00 ~ 11:22 (銭形平次捕物控 人肌蜘蛛)

2016/2/7 13:00 ~ 14:48 (旗本退屈男)

2016/2/7 15:30 ~ 18:00 (赤穂浪士)

会場

小ホール

主催

光の文化を高める会

(公財)光市文化振興財団

文化庁
東京国立近代美術館フィルムセンター

 
協賛:松竹ブロードキャスティング株式会社
協力:株式会社オーエムシー
入場料
鑑賞料 1日 500円
文高会員  400円
全席自由
プレイガイド
光市民ホール
光市文化センター
光ふるさと郷土館
光市役所受付
スターピアくだまつ
周南市文化会館
お問い合わせ
光市民ホール
チケット発売中

35ミリフィルムによる上映です。

*入場券1枚で3本ご覧いただけます。ただし入場当日のみ有効です。


大江戸五人男
(1951年 松竹 132分)
主演/阪東妻三郎

[解説]
松竹30周年記念映画として、時代劇、現代劇、歌舞伎などの松竹スターを総動員して製作された大作。構成の火口会は「書こうかい」の意味で、京都在住のシナリオ作家、八尋不二、依田義賢、柳川真一らの集まりである。物語は「極付幡随院長兵衛」(河竹黙阿弥)と「番町皿屋敷」(岡本綺堂)を巧みに織りこんでいるが、一番の呼びものは、戦前からの時代劇スター、阪東妻三郎(幡随院長兵衛役)と市川右太衛門(水野十郎左衛門役)の対立、葛藤であろう。町奴の阪妻と旗本の右太衛門、町人の意地と武士の体面のぶつかりあい、それぞれの見世場を十分に用意し、また魚屋宗五郎(月形龍之介)、白井権八(高橋貞二)、小紫(花柳小菊)など歌舞伎や時代劇映画ではお馴染みの人物たちを配して、興趣満点の物語を悠々たる演出でまとめているのは巨匠伊藤大輔である。火口会への脚本料が100万円で、使いきれなかったとは依田義賢のことばである。この年の配給収入第2位作品。



銭形平次捕物控 人肌蜘蛛
(1956年 大映 82分)
主演/長谷川一夫

[解説]
<捕物帳小説>の始まりは、1917年に岡本綺堂が発表した「半七もの」からだと言われている。その中でも代表的な野村胡堂の「銭形平次捕物控」は、1931年に登場し、57年に完結するまでに長短あわせて383篇も書きつづけられた人気小説である。この種の大衆的な時代小説は、時代劇映画の格好の素材でもあり「伝七」「佐七」「むっつり右門」「遠山の金さん」「若様侍」など数多くのスクリーンのヒーローを生み出した。1920年代からの大スター長谷川一夫の当り役でもあるこのシリーズは、49年の『平次八百八丁』から61年までに18本が作られ、女房や八五郎役はその時代の人気女優と喜劇人によって演じられた。



旗本退屈男
(1958年 東映 108分)
主演/市川右太衛門

[解説]
時代劇の大スター、市川右太衛門の「映画出演300本記念」として製作された東映オールスター映画。彼自身が設立した「右太衛門プロ」で初めてこの『旗本退屈男』(古海卓二監督)を映画化したのは1930年のことである。主演俳優とともに息の長いシリーズものになり、その総数は戦前戦後を合わせて31本に達している。戦後のシリーズ再開は1950年。占領軍による時代劇の製作規制が緩和され、1951年に現在の東映が発足。右太衛門は、両雄と呼ばれた片岡千恵蔵とともに戦後時代劇隆盛の一翼を担っていく。豪華な衣装を身にまとい、天下御免の眉間の「三日月傷」と剣法「諸羽流青眼崩し」を駆使して胸のすく活躍をみせる、「天下の直参、早乙女主水之介(もんどのすけ)」は、右太衛門のはまり役として知られるばかりではなく、世間にはびこる悪を痛快に解決するヒーローとして広く長く大衆に支持された。



赤穂浪士
(1961年 東映 150分)
主演/片岡千恵蔵

[解説]
「忠臣蔵」あるいは「赤穂浪士」は、時代劇映画の中でも特別の位置を占めている。初めて映画となったのは、一説によれば1907(明治40)年12月に公開された『忠臣蔵五段目』、十一代目片岡仁左衛門の襲名を記念して撮影されたもののようである。これ以降、1994年の『四十七人の刺客』(市川崑監督)と『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(深作欣二監督)まで膨大な数の「忠臣蔵」が作られてきた。映画製作会社にとっても、「忠臣蔵」はその発展ぶりを示す格好の題材であった。歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」をもとに、講談における義士銘々伝、浪曲における本伝、外伝など長い大衆芸能の伝統の中で、場面場面は洗練されており、個々の役柄に芝居の見せ場が用意されているからである。この『赤穂浪士』は、両御大と呼ばれた片岡千恵蔵、市川右太衛門、さらに大河内伝次郎、月形龍之介といった戦前からの時代劇スターに、登り坂の若手俳優を配して製作された東映の創立10周年記念映画である。